ベロニカ・テーラー教授集中講義

2008年1月8日-18日に、ワシントン大学ベロニカ・テーラー教授が「アジアにおける日本法」と題する集中講義を神戸大学で行われます。講義は全て英語で行われます(ただし、講師のテーラー教授は日本語が大変にご堪能です)。副題を「アジア法、開発法、法整備…

西宮市:『市民参画と協働の推進に関する条例』の制定に向けた提言

市民からの公募委員によって組織された策定委員会によって検討されてきた西宮市の「市民参画と協働の推進に関する条例」について、11月に同委員会が「提言」をまとめ、市長に提出しました。 提言書はhttp://www.nishi.or.jp/contents/00005742000201190.ht…

公共空間研究会(11月10日)

神戸大学大学院法学研究科21世紀COEプログラム「市場化社会の法動態学」研究センター(CDAMS) では、下記の研究会を開催します。ご参加いただければありがたく存じます。 「公共空間研究会第7回例会」主催:CDAMS 日時:2007年11月10日(土)14:00〜17:0…

行政法研究フォーラムWebサイト更新

8月に開催された第7回行政法研究フォーラムでは、さまざまなご協力を頂き、ありがとうございました。おそくなりましたが、フォーラムのWebサイトを更新し、第7回の写真等も掲載しました。また、開催予定・成果の掲載予定等をメールマガジン形式でご案内する…

国際シンポジウムご案内

11月14日に以下のようなシンポジウムを開催いたします。多数ご来場いただければありがたく存じます。国際シンポジウム 「ポスト福祉国家における法と政治」 主催:神戸大学北米Week2007 後援:CDAMS 日時:2007年11月14日(水)14:00〜17:00 会場:神戸大…

ジュリスト1338号、法律時報79巻9号

このブログの更新をすっかり怠ってしまっていたため、かなり古い話になってしまいましたが、以下の論文も公表していました。半分は自分用の記録として、遅ればせながら報告させていただきます。また、いつものことながらご迷惑をかけた関係者各位にこの場を…

翻訳:「リスク・社会国家」

民商法雑誌136巻3号305-347頁に、カール・ハインツ・ラデーア教授の「リスク・社会国家」という論文の拙訳を掲載していただきました。(原題:"Risiko Sozialstaat" Der Staat 2007,67-94)本年3月、神戸大学21世紀COEプロジェクト「市場化社会の法動態学」研…

書評:『わかるということの意味』

ロースクール研究No.7(2007.10)184-186頁の「学生に紹介したいこの一冊」というコーナーに 佐伯胖先生のご著書『わかるということの意味』の書評を執筆させていただきました。奥が深い同書(佐伯先生の本はどれもそうですが)の魅力をとてもとても伝えきれて…

誤訳

えっと、「ヨコのものをタテにした」経験が一度でもある方は、「誤訳」に関するhttp://d.hatena.ne.jp/rento/20070805をお読み下さい。私自身、ある翻訳のゲラを今かかえているのですが、胃が痛くなるような文章でした。ホンネでは、ゲラを出版社に返したく…

生活保護廃止における調査義務

朝日新聞2007年7月14日生活保護、不法に廃止 収入など調べず 北九州の孤独死 辞退届によって生活保護を廃止された北九州市小倉北区の男性(当時52)が孤独死した問題で、同市は「収入などを調べずに受給を廃止するのは不法」とした06年の広島高裁の確定…

フォーラム報告者決定

8月4日の行政法研究フォーラム(北海道大学)について、下記の先生方にご報告をご快諾いただきました。高橋滋(一橋大学大学院法学研究科教授)田中孝男(九州大学大学院法学研究院准教授)越智敏裕(弁護士・日弁連行政訴訟センター事務局長代行)混み合う時…

広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律

建設業界ニュース東京版2007.05.23地域発意のプロジェクト支援 制度創設へ政府は、「広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律」を5月18日に公布した。民間と連携した地域の発意、創意工夫に基づいて都道府県に計画を作成してもらい、地域の経済活動を…

二項道路

GLHome社のWebサイト「わかる!?建築基準法基礎講座」の解説はいつも明快でお世話になっていますが、最新の記事は、2項道路関係についてです。一言で言えば、「42条2項によって指定した幅員4.0m未満の道路について、個別に指定をして、調書を作成して保管…

鞆の浦世界遺産訴訟

<朝日新聞2007.4.25> 万葉集にうたわれた景勝地で江戸期の港の風情が色濃く残る広島県福山市の「鞆の浦」で、県と市が進める埋め立て架橋計画をめぐり、地元住民ら163人が24日、県を相手に、知事が埋め立て免許を県と市に交付しないよう求める差し止…

続報・第7回行政法研究フォーラム

前報 で日程・場所のみお伝えした今年の「行政法研究フォーラム」ですが、テーマは昨年に引き続き、「行政不服審査法改正」(仮題)となりました。報告者についてはなお折衝中です。詳細が決まりましたらそのつどhttp://homepage2.nifty.com/ad-law_forum/ …

International Journal of Constitutional Law :日本最高裁特集

オックスフォード大学出版局発行の雑誌 "International Journal of Constitutional Law" の最新号(Volume5, No.2, April 2007)が、日本最高裁判所を特集しているようです’ Constitutional court profile The Supreme Court of Japan )。編者序文より:Yasu…

第7回行政法研究フォーラム

第7回行政法研究フォーラムですが、日程と会場校のみが決まりました。2007年8月4日(土) 午後ー夕方北海道大学札幌キャンパスです。テーマ・報告者等が決まりましたら、http://homepage2.nifty.com/ad-law_forum/ でご案内いたします。夏の北海道ですので、…

カール・ハインツ・ラデーア教授連続講演会のお知らせ

以下の通り、カール・ハインツ・ラデーア教授(ハンブルグ大学)の連続講演会を行いますので、多数ご参加いただければ幸いに存じます。http://www.cdams.kobe-u.ac.jp/events.htm#koukyo_seminar神戸大学21世紀COEプロジェクト「市場化社会の法動態学」研究セ…

講義用メーリングリスト

「行政法A」「行政法概論」受講者各位授業でもアナウンスしましたが、標記授業の参加者は原則としてメーリングリストに加入してください。http://www2.kobe-u.ac.jp/~kado/kougi/gyoseiho_2006/から手続が可能です。自分が参加していない方にも加入しても構…

行政法A関係

後期「行政法A」の教科書として指定していた「行政法判例集−総論・組織法」 ですが、どうやら11月−12月に新版が出るようですので、お持ちでない方はそれまでお待ちになる方がよいかと思います。授業では、新版がでるまでは、裁判例原文からの最小限の抜粋等…

メモ:wollenの用法

話法の助動詞wollenには「....と主張する、...と言い張る、....と称する」という意味がありますが、最初に文献で出くわしたときはこの用法を知らず、さっぱり意味がとれずに悪戦苦闘した記憶があります。昨日Stern誌の記事に、"Die Boulevard-Presse will sc…

cultという英語

英語の"cult"という言葉は、常に「オウム真理教のようなファナティックな宗教団体を指す侮蔑的な言葉」なのか、若干の疑問を持ちました。もちろん私は、宗教学関係の英語は全くわかりませんが、Wikipediaの"Cult"という項目では、In common usage, "cult" ha…

「環境紛争と調停」セミナー

このたび神戸大学21世紀COEプロジェクト「市場化社会の法動態学」研究センターの主催で、米国における調停・仲裁実務の第一人者であるハワード・S.ベルマン氏の連続セミナーを行います。特にその第1回「環境紛争と調停」については、行政法にも深い…

情報「デマ」率

ネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へhttp://www.asahi.com/national/update/0826/TKY200608260179.html真偽が見極め難いさまざまな情報が乱れ飛ぶインターネット。その中で、ウソや間違いらしい情報を自動的に洗い出し、ネットの利便性を高めるシステム…

生活用品の事故情報、報告義務化へ

<朝日新聞2006.8.25:生活用品の事故情報、報告義務化へ シュレッダー事故で>http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY200608240419.html シュレッダーで幼児が手を挟まれ、指を切断する事故が相次いでいることから、経済産業省は24日、電気製品な…

処分歴データベース

<朝日新聞2006.8.27 住宅関連業者、ネットで処分歴公開 国交省方針>http://www.asahi.com/life/update/0827/008.html 耐震強度偽装や悪質リフォームなど、住まいに対する安心や信頼を揺るがす事件が相次いだことから、国土交通省は来年度から、建築士事務…

引っ越しました

第二学舎建替に伴い、角松の研究室は、兼松記念館3階317号室に移動しました。内線番号・メールアドレス等は変わりません。

室井力先生を偲ぶ会

このブログでは個人的な所感等はあまり書くつもりはないのですが、今回は例外とさせていただきたいと思います。8月6日、室井力先生を偲ぶ会(木佐先生のHPより)に出席して参りました。自分が公法を学び始めたときにその名前をまぶしいような気持ちで覚えた…

行政法研究フォーラム

8月5日の行政法研究フォーラムは120名強の参加で無事終了いたしました。猛暑の中遠方からおいでいただいた報告・コメントの先生方、参加者の方々に厚くお礼申し上げます。また、いろいろと不行届きがありましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

パブリック・コメントの目的

「意見公募手続」を導入する神戸市行政手続条例改正案について、bottomさんが「しがない地方公務員のメモ帳」で、次のようなたいへん興味深いコメントをされています。神戸市は、先進的に、「神戸市民の意見提出手続に関する条例」を持っているのですが、対…