国際シンポジウムご案内

11月14日に以下のようなシンポジウムを開催いたします。多数ご来場いただければありがたく存じます。

国際シンポジウム  「ポスト福祉国家における法と政治」   
  主催:神戸大学北米Week2007
    後援:CDAMS
    日時:2007年11月14日(水)14:00〜17:00
    会場:神戸大学六甲台キャンパス第五学舎(国際協力研究科)1階大会議室
    使用言語:英語
    コーディネータ:飯田文雄(神戸大学大学院法学研究科教授)
                    角松生史(神戸大学大学院法学研究科教授・CDAMSセンター員)

講演内容:
  (1)Margaret Levi(ワシントン大学政治学部Jere L. Bacharach国際政治講座教授)
        「労組その他の自発的組織における信念の変化と選好の変容」
  (2)Veronica Taylor(ワシントン大学ロー・スクールDan Fenno Henderson東アジア法講座教授)
        「開発法学における倫理の問題」
  (3)安井宏樹(神戸大学大学院法学研究科教授)
        「ポスト福祉国家期における社会変動と組織的適応:ドイツにおける政党・労組の対応の多様性」
    コメンテータ:飯田文雄(神戸大学大学院法学研究科教授)
    司会:角松生史(神戸大学大学院法学研究科教授・CDAMSセンター員)

【企画趣旨】神戸大学法学研究科では, CDAMSの後援を得て, 神戸大学の全学イベントである北米ウイーク2007の一環として, 国際シンポジウム「ポスト福祉国家における法と政治」を企画しました.
 今日日本や北米を始めとする先進諸国では, 従来の福祉国家的な法的・政治的システムの限界が様々な局面で指摘され, 国家の役割を市場や市民社会によって代替する試みや, 国家の意義や正統性を再考しようとする動きが活発化しています. このシンポジウムでは, アメリ政治学会会長を歴任したアメリカを代表する政治学者レヴィ教授, 及び, アメリカのアジア法・開発法研究の第一人者テイラー教授からの問題提起を承けて, ヨーロッパや日本からの視点を加味することにより, 先進国の新しい法・政治の在り方を探ることを目指しています.
 多数の方のご来場をお待ち申し上げております.

【参加資格】どなたでも自由にご参加いただけます.なお本シンポジウムの報告原稿のメールによる事前配布をご希望の方, 及び, 本シンポジウムに関するご質問等は, CDAMS(cdams@kobe-u.ac.jp)まで, 件名欄に「北米ウイーク関連」であることを明記の上メールを頂ければ幸いです.