拙稿掲載:「行政法との関係―行政訴訟制度をめぐって」(法学セミナー612号)

 少し前になりますが、 法学セミナー612号(2005年12月号)に、 憲法『改正』動向をどう受け止めるか:行政法との関係―行政訴訟制度をめぐって」 が掲載されました。
 タイトルから受ける印象と異なり、「憲法改正一般が行政訴訟を含む司法制度にどのような影響をもたらすのかについて示唆を得る目的で、考察を『一つ前』の憲法改正にずら(した)」もので、現在提起されている改憲論との直接の関係はありません。最後の部分で若干の示唆をしたにとどまります。
 具体的には、戦後行政訴訟制度の創設期の兼子一の議論の検討が中心になっています。続稿を書きたいと思っているのですが、まだ準備段階です。

これまでの仕事

http://www2.kobe-u.ac.jp/~kado/sigoto.html